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1週間の保育内容

 

一日の流れが大切なように、一週間の流れも大切で、曜日とその日のプログラムは子どもたちの中で深く結びついています。その流れの中で行事の準備もします。そして季節のサイクルへとつながっていきます。

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月曜日

新しい一週間の始まり。

タオルや上履きもきれいになり、気分も新鮮。朝の自由遊びから少しずつ仲間と呼吸を合わせます。みそ汁を作り、そのおいしそうな香りが漂うみんなの気持ちがいよいよつながっていきます。

火曜日

小さなお客様を迎える「まめっちょの会」の日。お昼まで就園前の親子が遊びにきます。自分より幼い子を知って、自分の成長を感じることができます。そしてどのように付き合っていったらいいかも。

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水曜日

畑の日。

​畑の日はおいしい日でもあります。お客様を交えて近くの畑にいって四季の様々なお野菜を収穫し、みんなでいただきます。

木曜日

散歩の日。

季節や自然を身近に感じられ、自然と共に生きていることが感じられるようなところへ四季を通して通います。いくつか行きつけの公園で季節の変化、遊びの変化、自分の変化(成長)に気づきます。

○こどもの家と季節の中で〇

 こどもの家ぱんだ保育場所である「こどもの家」は2019年度より「農村伝道神学校」内の一軒家をお借りして運営しています。ここは季節感あふれる建物です。今日は暑い、風が強い、雨音が大きい、と私たち人間は自然と共存しながら生きていることを子どもたちにも実感させてくれます。そして自然の恵み、季節のプレゼントをもらっています。同じく神学校の敷地内に、畑を作り野菜を育て収穫しています。自然の恵みを受けて木々や草花、野菜たちと共に子どもたちも育っています。

 建物は古いので、少しずつ手を入れています。大人が古いものを工夫しながら大切に使っていく姿を見せることも大切なことと考えています。

 ○共にいただく ○

 誕生日のデザートを一緒に頂くほかに、月曜日と金曜日はみんなで作ったスープなどを飲んでいます。

 みんなで同じものを食べることで気持ちも同じになります。会話もはずみます。苦手なものが、食べられるようになるかもしれませんね。 材料の野菜は各家庭より持ち寄りです。にんじん1本とかじゃがいも1個とか。その時々で味が変わります。今日は“にんじんたっぷりスープ”、“白い野菜のさっぱりスープ”とか。

 「自分が持ってきたから自分が切る」と調理にも参加すれば、格別においしいスープになります。

ほかにも園庭になる木の実、畑で作った野菜や、小麦もみんなで一緒に収穫し、いただきます。

金曜日

楽しく過ごした一週間の終わりの日。

水彩画の日です。三原色の絵の具で、水を含んだ紙に描きます。魔法のように混ざり合う色が美しく、毎週繰り返しても飽きることがありません。きっと描くことが心を癒してくれるのでしょう。

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●誕生日のお祝い●

 異年齢のメンバーで過ごしていると、大きくなることへの憧れはとても強いものです。“誕生日を迎えてひとつ大きくなる”という気持ちを大切にして、ひとりひとりの誕生日をお祝いします。

 当日は室内に“おめでとうの汽車”が飾られています。そこにはみんなが描いたおめでとうの絵が貼ってあります。そして小さなテーブルにはローソクとその子の赤ちゃんのときの写真とお花が。みんなでおめでとうの歌を歌い、その赤ちゃんの話をして、その子がこんなに大きくなって今日のお祝いを迎えられたことを話します。誕生日の子どもがみんなに見守られてローソクを消します。そしてプレゼントをつくった子は手渡しします。

 誕生児の母親にも参加していただき、デザートを準備してもらいます。食事を共にし、デザートをみんなでいただきます。

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