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01

自主運営って

 

みんなの力でぱんだ幼稚園は運営されます。ぱんだには保育責任者として藤田先生がいらっしゃいますが、園長先生というわけではありません。先生と話し合い、協力し、園を運営していくのは、園児の母であり父である私たちです。だからといって、無理して担うことを求めていません。それぞれができることを分担し、役割を担っています。担いきれないときには話し合い、助け合います。学校に行かなくてはならなくなるまでの、かけがえのない幼い子どもの時間を、みんなでゆっくりと温かく見守り、日々の園生活を楽しく送ることができるようにサポートしています。 本当にやっていけるのかしら、なんだかよくわからないわ、と思ったら、その年度の代表に気軽に質問してください。

※代表とは、運営組織の取りまとめ役で、年度ごとの一年任期です。

02

どうして小さな集団なの?

 

そもそも、ひとりひとりみんな違う性格、個性を持っています。 同じ年齢でも、生まれ育った環境も違います。ひとりひとりの違いを個性として受け止め認め合う時、いろいろな年齢の子どもがいる集団生活は豊かになります。年少の人は年長の人に憧れ、できる人はまだできない人を応援するという豊かな交流がみられます。

03

どうしてわらべうたがいいの? 楽器は使わないの?

 

わらべうたはどの民族にもあります。私たちは日本の伝承のわらべ歌を歌い遊びます。わらべうたは音域が狭く、半音が入らず、一曲が比較的短いです。それは声帯が弱く音域が狭い子どもたち、肺活量が少ない子どもたちに合うようにできた人間の知恵が込められています。そして、体を動かし遊ぶ中で自然にリズム感を育て、ルールを知り、心の動きを豊かにする力も持っています。日ごろ使わない言葉を想像したり、雰囲気で察することも楽しく、子どもたちには違和感はありません。 楽器と肉声は音質が違うので響き合いません。肉声という人間が持つステキな楽器を仲間と響き合わせたいと考えています。いつでもどこでも何もなくても口ずさめるわらべうたという私たちの財産を大切に守り育てたいと願っています。

04

どんな遊具で遊ぶの?

 

子どもたちにとって遊びは生活そのものです。遊びながら学んでいます。何でも遊びに結び付けます。ですからイメージが広がりファンタジーの中に入れるようなものが大切です。そしてこの時期はいろいろな感覚が育つ時期なので、自然界の素材・木・石・布などの感触を楽しめるようなものを用意します。子どもたちは大人の生活を模倣しますので、子どもたちにも生活が再現できるような遊具も大切です。大人が、子どもたちの傍らで生活を気持ちよくするための仕事を楽しんでいる姿を見せることが、子どもたちの遊びを豊かにすると考えています。

05

散歩はどんな所へ行くの?

この周辺は雑木林が少しずつ宅地になり自然を感じる場所が減っています。けれども少し歩くと、季節の変化が感じられる公園もあります。いくつかの公園に年間を通して出かけることで、自然の変化を感じることができます。 車社会は歩くことが少ないので、目的地までの歩く道のりも楽しんでほしいと願っています。“道草”しながら目的地に向かいます。歩く中で安全のルールや危険への対応も学べるようにします。時にバスなど公共の乗り物に乗り、そのルールも身につくよう配慮しています。

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